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平成30年12月

私は、遠近両用のコンタクトレンズを使っていますが、目が疲れます。
また、近くを見た時には不十分で、コンタクトレンズの上から近く用の眼鏡を使ったりしますが、これでよいのでしょうか、また乾燥感があります。
コンタクトレンズの事を教えて下さい。

以前にこの欄にコンタクトレンズの事を書かせて戴いたことがありますが、コンタクトレンズ(以下CL)に関する疑問や不満も結構あるので、もう一度お答えします。

CLはアレルギー性結膜炎や、角膜乾燥症があれば、きちんと治療しながら、使う必要があります。

1-dayのCLとメガネを併用している人に、なぜCLだけにしないのですかと聞くと、費用がかさむとか、CLは少しゴロゴロしたり、乾いたりするので、おしゃれしたい時だけとか、スポーツの時だけ使うようにしているという人がいます。
CLは各メーカーが日夜研究をしていて、最近ではとても優れたものが出ているのに正確に合っているCLを使っていないからという事があります。
近視や遠視、乱視の度数が軽い人は、メガネでもCLでもどちらでも良いですが、度数の強い人ではCLの方がずっと疲れなくなり、肩こりなども無くなったという事があります。

きき眼(優位眼)というものの認識も大切です、人は、両目でいつも同じように見ていると思っていますが、実はきき眼(利き目)でほとんど見ているのです。自分の利き目の調べ方は、紙の中央に5百円玉より少し大きめの穴をあけ、それを自分の30~40㎝前にかざして、その穴から例えば柱時計などを見て、片目ずつつぶってみるとどちらの眼で見ているかわかります、見ている方の眼が利き眼です。

従って、CLを作る時は、特に利き目は、乱視などもきちんと矯正して、最高視力で見る必要があります、このことは、老視矯正のCLを作る時に特に大切です、両眼とも遠近両用のCLを入れて良く見えればそれでよいですが、少し見え方が不十分の場合は、利き目を遠見に良いように、利き目でない方を近見に良いようにいたします。乱視矯正でしかも遠近も矯正できるというCLはないので、乱視の人は、利き目は乱視矯正のCLとして遠見専用にしても十分に遠見近見ができます(利き眼でない方の眼で近見が出来るからです)。

また、2週間のCLを使えば、1-dayのCLを毎日使うのに比べれば、1/3の費用で済みます。
CLで疑問があったら、医師とよく相談してください。

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